習字を始めさせたきっかけは、隣の家が習字教室をやっており、お誘いを頂いたことです。
そこの家のお子さんとうちの子が仲良しで、「一緒ならやる!」と抵抗なく通うと言ってくれたことも後押ししてくれました。
娘は通うことが楽しかったようで、嫌ということもなく中学卒業まで通ってくれました。
大変だったことは特に思い当りませんが、強いて言えば難しい漢字や旧字体の読み方を聞かれて困るということぐらいでしょうか?(笑)
大変だったことよりもさせて良かったということの方が多いです。
まず1つは、字が人様に見せても恥ずかしくないレベルになることです。
デジタル化が進む現代ですが、履歴書や婚姻届など人生の節目に必要となる大事な文書は、今も手書きです。
やはり綺麗な字の方が印象はいいでしょう。
2つめに良かったことは、小学校・中学校である書道の授業で苦労しないことです。
「習字があるから嫌だ」「筆が上手にもてないから嫌だ」「後ろに貼られるのが嫌だ」などと言われる心配がなくなります。
なんならちょっと褒められて嬉しそうに帰宅する我が子を見ることができます(笑)
この2つが大きなものですが、他にも挙げれば細かいものが沢山あります。
子供自身の変化というと、通っている時はあまり感じませんでした。
ただ楽しくて通っていただけに見えます。
字がだんだんと上手になっていくこと、漢字の知識が増えていくことは、目で見て分かる数少ない変化でしょうか。
先日、22歳になった娘に「習字通わせてくれてありがとうな~ほんまに通っててよかったって今めっちゃ思うわ~!」と言われ、嬉しくなりました。
高校生、大学生と経験する中で娘なりに役に立ったと思うところがあるのでしょう。
普段あまり喋る方ではない娘がわざわざ私に言ってくるほどなので、相当役に立ったのでしょう。
「見せても恥ずかしくない字が書けるって財産やな~」とも言っておりました。
通わせるか悩んでおられる方は、とりあえず通わせてみたらどうでしょうか?
嫌と言うようでしたら、無理に通わせてストレスを与えるよりは違うことをさせてあげましょう。
特に問題なく通っていくようでしたらマイナスになるものは何もないので、是非辞めるというまで通わせてあげてください。
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